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36の守り - yatanokagami -


この子に言葉はありません。

今回の展示では

なぜかこの子に心惹かれる

という方が

たくさんいらっしゃいました。

いつもはこの色は選ばないのに、

なぜかすごく気になると。

そう言ってくださる皆さん

全員に共通していたことは

新しい場所にいくために

本当に必要だと思うものを

選択するタイミング

だということでした。

(すごい!)

私の創る子たちは、

基本的に「自身と向き合うための鏡」なのですが

この子は唯一、

「不要なものを跳ね返し、必要なものには輝きを与え受け入れる」

という、反射の意味が込められていました。

皆さんの共通点に毎回驚きながらも、

やはりこの子たちの意志は、意図せずとも自然と伝わるのだなと。

ちなみに、先日の展示では

色々理由もあって他の作品の輪に入らず

唯一タイトルも言葉もなく、

↓この感じで展示されていました。

個人的に、如来・菩薩の目を見ている時と

同じ感覚になる子だなあと思います。

世界中にはあらゆる種族・価値観・好みがあるのに

なぜか共通して心惹かれるものがたくさんあります。

見えている部分だけではない、

見えていない部分で何か共通しているものがある。

わたしが美しいと思うものは、

そう言ったものの中にあります。

おそらく

その美しいと思うものの感覚を

この子たちを通して

無意識に察知してくれているんだなと

皆さんと話していつも思います。

先日、

この子と共に過ごすことを選んでくださった皆さんの

何かを手放し羽ばたく後押しとなるよう

この子にも、NOT POST カードにもお祈りして

発送いたしました。

これからも作品を通して、

生きていてよかったこと

そして活き続ける楽しさを

発信していきたいと思います。

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